自分の中では、今年の夏一番の大事件だったんです。
衝撃の「17Q7」問題。
果たして「症例ページ」に掲載するに相応しい内容かどうか悩んだのですが、「大事件」だったので“専門家っぽく”残しておきたいと思います。
そうですねぇ、記憶では中学卒業する頃以来ですから、約40年ぶりになります。
40年以上ぶりに、180を切っちゃったんです。
身長が。
事件(?)が起きたのは8月に受けた健康診断。
ちょっとした予感はあったんです。あったんですが、「まさか、まだ・・・」と思ってたんです。けど今思えば、要は現実を認識したくなかったんでしょうね。
で、身長を測るブースへ。
係員さんの誘導のまま
「はい、こちらにかかとをそろえて立っていただいて」
「はい、少し顎を引きましょうか」
「はい、いきますよぉ」
頭にコンと例のバーが当たる音がして
「えぇっと、179.7」
(ぬぬぬ!やっぱそうか!)
「えw、180切ってましたw?」と冷静を装い半笑い気味に係員さんに聞くと
「え?あ、はい。ですね。あぁ、去年より・・・」と何かを悟ったように笑顔で答える係員さん。
「いや、ま、いいですよ。しゃぁないですもんね」
「そうですねぇ。会社に検診にいくことがあるんですけど、お若い方の中には前年より伸びる人はいますけど、大概の人は縮んじゃいますから・・・ねぇ。」
と、なんと優しいフォロー。
「(多分このオッサン、180切ったのがショックだったんだろうなぁ)」と気を使って下さったんでしょう。係員さん
「もう一度、測ってみます?」
(おぉ―――って!リベンジのチャンスを下さるのですか?)
しかし、アホですね、自分。
「いや、いいです。来年頑張ります」
とわけのわからない事を言ってお茶を濁して次のブースへ移動しました。
そんな、令和3年8月でした。
いつだったか忘れましたが、183.5cmだった頃がありました。社会人現役アメリカンフットボール選手だったから、体重も110kgありましたが、183.5cm/110㎏というのは、当時では大型選手の部類だったので、自分としてもちょっと「エヘンっ(笑」な気持ちだったんですよねぇ。
けど、だけど、こればっかりはしょうがないですわね。
身長に関係する骨とすると、下から踵骨・距骨・脛骨・大腿骨・骨盤・脊椎・頭蓋骨。
それぞれの骨がちょいとずつ縮むのもそうでしょうけど、脊椎。
ここは、こんな感じなんですよね。↓
ダルマさんのお顔の部分が頭蓋骨で、そこから下に24個の積み木がある感じ。
で、その積み木と積み木の間に椎間板というクッション材があるのですが、それぞれが1mmずつだけ縮んだとしても2.4cmは身長が縮みます。
183.5-179.7=3.6で、3.6-2.4=1.2cmか。
髪の毛が1.2cm分あったことにしておいてください。
ということで、今後ともよろしくお願いいたします(何だ、このまとめw)