損害保険料率算出機構松山自賠責損害調査事務所

もし自分がそこの職員さんだったら、かかってきた電話を受けるたびに舌噛んじゃうかも知れません。

「はい、お待たせしました。損害保険料率算出機構松山自賠責損害調査事務所正岡です」

初めて書きました。交通事故での施術に関する「医療照会書兼回答書」

交通事故の治療の支払いに関して「この請求って妥当なの?」というような疑問点があったりすると送って来られる書類なんですね。で、先日、損害保険料率算出機構の松山自賠責損害保険調査事務所さん(長いんで、以下「機構さん」で)の担当者さんからお電話がありました。
「〇〇様の件で書類をお送りしますので、ご記入の上ご返送をお願い出来ますか?」って。

本格的に交通事故の施術に取り組んできて、もう9年くらいになるでしょうか?
ホント、この書類は初めてなんです。

堅苦しい名前の機構さんからの、平たく言えば「おい、この請求、どないなってんねん!詳しゅう教えろや」みたいな手紙です。

たまに報道がありますよね。患者と医療機関が手を組んでの不正請求。ケガしてないのにしてることにしたり、通院してないのにしてることにしての「水増し請求」が。整骨院でも時折ニュースになったりしてます。同業者としてホント恥ずかしくもあり、情けなくもあり、腹立たしくもあります。

なので、後ろ暗い事があったりするとビビりたくなる手紙かも知れませんが、心の中は
「キターーーーーーーー(^^)!」
みたいな感じなんです、実は。

詳細は書けませんが、患者様は日本に来て働いてらっしゃる外国人の方なんです。日常会話は何とかかんとか出来るレベルではありますが、じゃぁケガのことや交通事故の手続きのこととなると、ねぇ。

もし自分が外国で交通事故にあったとしたら?

ということで、この件では弁護士さんが間に入ってくれたんですが、その間に入った弁護士さんがグダグダのグダグダで・・・(今思い出しても「なんだコリャ?」と)


「最終的には、こういうところ(算出機構のような部門)まで話がいくんだろうな。てか、いかないと患者さんがいつまでたっても宙ぶらりん状態のままじゃん。弁護士の手から離れてくれた方がスッキリするぜ!」
と思ってたんです。

ただ、喋るのと書くのとでは大違い(^^;
ちゃんとした書面にするのって、やっぱ慣れてないと駄目ですね。
パソコンのワード使って、何度も何度も書き直ししたのを間違えないように書き写して完成。

帰りのポストに投函してきます。
気持ちの中では
「おるあぁぁぁぁぁぁっ!」
って叫びつつ、両手を合わせながら(^^)